最近、作業環境を ApricityOS に変えました。 gnome ベースなのとおしゃれな見た目なのが気に入っているのですが、1 つ困ってることがありました。
業務で社内用 Gyazo が用意されているので、それを使っているのですが、自作クライアントを dock から起動させたい、ただそれだけなんですがそのあたりがよくわかってなかったので調べてみました。
Dash to dock
ApricityOS は gnome extentions のDash to dockを採用していました。
(Dash to dock のイメージ)

Setting などを見たところ、Dash to dock はあくまでも dock なのでアプリの管理を行っているわけではないようです。
ヒントがなくて悩む
どっかにアプリを定義してるところありそうなのになかなか見つけられんなーと思いながらあれこれしていると ApricityOS に ice というアプリが入っているのに気づく。 “Apricity OS lets you put your favorite web apps on the desktop with ICE, a simple SSB (Site Specific Browser) manager. “と書いてあったので試してみたらサイトをシングルアプリとして起動できるようによしなにしてくれるツールであった。 このツールを使うとサイトがアプリとして起動できるように dock に追加されていて「おっ!もしや??」となった。
desktop entry
先ほどの ice で登録したアプリがどっかにファイルとして生成されてるのは明白だったので探ってみると.desktop というファイルが置かれており、ここでようやく desktop entry を知ることができた(長かった)。 desktop entryはリンク先にほぼほぼ書いてあるのですが、
- freedesktop.orgの仕様があり、
- フォーマットに沿ったファイルを
- /usr/share/applications とか ~/.local/share/applications に設置する
ことでアプリケーションのデスクトップエントリとしてショートカットを配置できるようです。
今回は以下のようなファイルを~/.local/share/applications に配置しました。
配置するとこんな感じ(Gyazo アイコンがそれです)
gnome 系を使っていたこともあったのに desktop entry について知らなかったのでいい勉強になりました。